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Zolo Power Bank 30W / 35W 比較レビュー|違いや選び方を解説

スマホ用?それともiPadやタブレットにも?迷っている方に、この記事を読むとZolo 30Wと35Wの違い、選び方、実測データがわかります。

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Zolo Power Bankとは?30W / 35Wモデルの違いと特徴まとめ

35W モデル

・最大35W出力
・一体型ケーブル×2本
・入力20Wで充電
・パススルー対応

30W モデル

・最大30W出力
・一体型ケーブル1本
・入力20Wで充電
・パススルー対応

35W出力モデルには、一体型TYPE-Cケーブル2本タイプと、TYPE-Cケーブル1本プラスLightningケーブル1本(合計2本)タイプがあります。30Wモデルには短いTYPE-C to Cケーブルが付属。

35Wと30Wモデルの価格差2,000円。(2025/07/08現在)

製品概要|2機種の違い

出力35Wor30Wとケーブル2本か1本かの違いで、サイズはほぼ変わらない。モバイルバッテリー本体へ充電する入力W数も20Wで同じです。

スクロールできます
項目Zolo Power Bank
(30W, USB-Cケーブル)
Zolo Power Bank
(35W, デュアルUSB-Cケーブル)
サイズ約109 x 65 x 25mm約110 x 66 x 25mm
重さ約212g約220g
入力 (USB-C)5V=3A / 9V=2.22A / 12V=1.66A
(最大20W)
5V⎓3A / 9V⎓2.22A / 12V⎓1.67A
(最大20W)
出力 (USB-C)5V=3A / 9V=3A / 10V=2.25A /
12V=2.5A / 15V=2A / 20V=1.5A
(最大30W)
5V⎓3A / 9V⎓3A / 10V⎓2.25A /
12V⎓2.5A / 15V⎓2.33A / 20V⎓1.75A
(最大35W)
出力 (USB-A)5V=3A / 9V=2A / 10V=2.25A /
12V=1.5A (最大22.5W)
5V⎓3A / 9V⎓2A / 10V⎓2.25A /
12V⎓1.5A (最大22.5W)
合計最大出力15W15W
バッテリー容量10000mAh10000mAh
製品リンク

Anker Zolo Power Bank (10000mAh, 35W, Built-In Dual USB-Cケーブル)

製品リンク

Anker Zolo Power Bank (10000mAh, 30W, Built-In USB-Cケーブル)

実測レビュー|充電速度・温度・容量

 30W、35Wモデル両方とも単ポートのみ使用のテスト結果です。


実際の容量と計測結果

・35Wモデル:実測 6640mah
・iPhone16Pro満充電:128分
・バッテリー残量:52%
・ピーク温度:42.8℃

上記グラフでiPhoneが99%終わりになっているが、充電100%になっても温度もバッテリー残量も変わらないた、またグラフが見にくくなるので残り1%は省きました。

ピーク温度が42.8℃でそこから40℃を切る結果に。iPhoneが0%からの充電なので、残量がある状態で充電すると温度はもっと低いかもしれない。

実際の容量と計測結果

・30Wモデル:実測 6740mah
・iPhone16Pro満充電:約120分
・バッテリー残量:49%
・ピーク温度:39.7℃

30Wモデルの方もほとんど変わらない結果だと思う。ただ温度が40℃を超えることは無かった。バッテリー残量も49%も残りかなり優秀で、高温になりにくいためかバッテリーのロスが少ないのだろうか。

テスト環境結果、実測やバッテリー残量温度は、室内温度やケーブルなどで上下するため、目安程度に参考にしてください。

画像はモバイルバッテリーへ充電中ですが液晶画面付近、白枠の部分が熱くなる。
モバイルバッテリーから端末へ充電する場合も、同じ場所が熱くなる。

充電台数の違いと同時充電の出力W数を計測

Zolo Power Bank 35Wモデルは4台まで同時充電可能。
・撮影用の照明・iPhone16Pro・iPhone16・タブレット

Zolo Power Bank 30Wモデルは3台まで同時充電可能。
・撮影用の照明・iPhone16Pro・iPhone16

35Wモデル 合計4台

IN/OUT TYPE-C:約7W 
一体ケーブルTYPE-C 2本:約7W×2
USB-A:約7W 

合計 約29W

30Wモデル 合計3台

IN/OUT TYPE-C:約7W 
一体ケーブルTYPE-C:約7W
USB-A:約7W 

合計 約21W

合計出力が結構出るんだけど?なぜ?

結果

説明書では「合計最大15Wまで」と記載、実測では短時間であれば合計29W( 35Wモデル各7W × 4台)ほど出力されていました。使用環境や温度によって制御が入る可能性もありますが、Ankerの温度管理機構「ActiveShield 2.0」により、スペック以上のパフォーマンスが出たのでしょうか。正直よくわかりません。

10分ほどの充電テストだったので、もっと長くすると出力が制限されるのかもしれません。正直よくわからないです。スペック以上なので悪いことではないけど。

そしてパススルー充電中の合計出力は、35Wモデルが3台合計で15W出力、30Wモデル2台合計で15W出力に。
説明書記載の合計出力15Wは、パススルー時の合計出力が15Wなのか?よくわからない。

もちろんTYPE-Cポートを単体で使った場合、35W、30W出力される。

温度管理システムActiveShield2.0について

どんな機能?

継続的に温度上昇を管理監視し充電する端末を保護。
充電器側の温度が上昇すると電流電圧負荷を調整、過度な温度上昇を抑制する機能。
詳しくはこちらAnker サイト

充電端末に優しく、充電器側の高温を抑制する機能なので、管理監視機能がついていないタイプよりは安心。

温度に関しては何度も手に持ってみたが、体感で他メーカーと比べ温度が低く感じた。アクティブシールドが機能していると思う。この機能のおかげで温度が高温にならず自分の中で、こんなに評価が上がるとは思わなかった。

ActiveShieldは3.0まであるがAnker Primeが対応している。

低電流モードと液晶表示について

ホワイトは肉眼で見るともう少しくっきりしていますが、ブラックに比べて明らかにモヤっとしています。30Wモデルはこういう仕様なのかと思い、他の方の動画をみましたが、30Wモデルのブラックの液晶表示はくっきりしていました。カラーによって液晶表示のシャープさが違うのかもしれない。数字を確認するには問題ないと思います。

低電流のW数と充電中の表示

低電流モードはボタン2回押し
充電中は雷マーク
35Wモデルは緑色の雷マーク

ボタンを2回押すと低電流モードになり、再度2回押すとOFFに。ワイヤレスイヤホン、スマートウォッチなどを充電するためと説明書に記載があります。

私の持っているワイヤレスイヤホンは2Wほどで充電されました、試しにどれくらい出るのか低電流モードで、スマホなどに充電すると7Wくらいまでかなと思ったのですが、約10Wくらいまで出力されました。上限がこのくらいかもしれません。

またモバイルバッテリー本体に充電すると数字の横に雷マークが出ます。35Wモデルには「%」が表示され雷マークが緑色。本体への充電はIN/OUTのTYPE-Cに接続(写真の黄色ケーブル)でも、一体型ケーブルを直接充電器でもどちらでも充電できます。

充電中35Wモデルは液晶の数字は消えない、ボタンを押すと消灯できました、数時間観察した訳ではないので消えるかも。

また30Wモデルは、充電が始まると液晶は自動で消灯します。

どっちを買うべきか

開封と付属品
メリット

・温度管理システム安心感がある(重要)
・一体ケーブルで荷物減
・用途に合わせて選べるモデル数

気になる

・35Wモデルは値段が高い
・重量が200グラム超え
・本体への充電が20W入力(充電が遅い)

温度管理がどれほどが測ってみたが、高温とまではいかなかった。熱さを感じさせないためか、筐体に厚みがあるからだろうか。特に30Wモデルは使用中はあったかいと思うくらいで、不安が低減された。他メーカーはかなり熱くなるモデルもあり、この熱さは普通ですか?大丈夫ですか?とレビューをちょくちょく見かける。

Anker Zolo Power Bank (10000mAh, 35W, Built-In Dual USB-Cケーブル)のポイント

35W出力できるため、ノートPCやタブレットにも補助的に使える。

20W小型充電器と合わせて持ち歩いても、ギリいける重量で宿泊にもおすすめで、このモデルは一体型ケーブルが2本あるためパススルー充電時に別途充電器用にケーブルがいらない。だが出力が7Wと制限されるため理解した上で、荷物を減らしたい方はこちらがおすすめ。

Anker Zolo Power Bank (10000mAh, 30W, Built-In USB-Cケーブル)のポイント

ライトユーザーなら30Wがおすすめ。スマホのみ充電がほとんどだと、パススルー時に13W-14W出力される。 35WモデルはTYPE-C2本各7W出力と、流石に充電が遅い。価格差があるのでセール購入でコスパいいと思う。

また両モデルの熱検証を行った際に、こちらのモデルが熱をあまり持たなかった、3回ほど検証したが30Wモデルが温度は低かった。

使った人なら分かる熱いモバイルバッテリーの怖さ。入力こそ20Wで充電が遅いが、温度上昇管理機能があるため安心感をとるのも全然アリだと思う。

ロマン的には1グラムでも軽い方がいい!と思う。だが、今回このモデルと他メーカーの軽いモバイルバッテリーを女性に聞いてみた。するとAnker Zolo Power Bankの方が重いのに、見た目が可愛いとのことでこちらを選んだ。普段からバッグにはいろいろなものが入っており、20グラムくらいの違いでは、バッグを持った際に分からないからと。確かにと思ってしまった。

製品リンク

Anker Zolo Power Bank (10000mAh, 35W, Built-In Dual USB-Cケーブル)

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Anker Zolo Power Bank (10000mAh, 30W, Built-In USB-Cケーブル)

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