
単ポート最大100W出力、合計出力165W。巻取り式USB-Cケーブル1本に、一体型USB-Cケーブル1本(兼ストラップ)、煩わしいケーブルからも解放される大容量モバイルバッテリー。
本記事では、充電速度、ポート構成、サイズ感、実際の使用感レビューをまとめています。
スペック|Anker Power Bank 25000mAhの特徴

25000mAhの容量だけあって600mlのペットボトルとほぼ同じで重い。
- 一体型ケーブルは伸ばした状態で、約29.6cm。
- 巻き取り式ケーブルは約70cm。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| サイズ | 約158 × 54 × 49mm |
| 重さ | 約595g |
| 入力 | USB-C ケーブル / ポート:5-11V=3A / 5A=3V / 9V=3A / 10V=2.25A / 12V=3A / 15V=3A / 20V=5A (最大100W) |
| 出力 | USB-C 出力:5-11V=3A / 5A=3V / 9V=3A / 10V=2.25A / 12V=3A / 15V=3A / 20V=5A (最大100W) USB-A 出力:5-11V=3A / 5V=3A / 9V=2A / 10V=2.25A / 12V=1.5A (最大33W) |
| 合計最大出力 | 165W |
| 容量 | 25000mAh |
| 取扱説明書 | 取扱説明書ダウンロード 公式サイトからどうぞ 安全に関する注意事項 |
| パッケージ内容 | Anker Power Bank (25000mAh, Built-In & 巻取り式USB-Cケーブル)、取扱説明書、18ヶ月保証 + 6ヶ月 (Ankerで会員登録後)、カスタマーサポート |
| 製品型番 | A1695N11 (ブラック) / A1695N41 (シルバー) |
| 発売月 | 2025年5月 |


iPhone16Proと比較すると高さも厚みもある。
最大4台同時充電可能

同時に4台まで充電でき台数で出力が変わります。MacBook Airを充電している巻き取り式USBCが最大で100W出力。そのほか3台が合計で30W出力となる。
モバイルバッテリー本体側面に165Wと印字があるが、常に最大165Wではないので注意。充電する台数によって違うので、詳しくは下記の表を見てください。

ポートの組み合わせですが、単ポート、2ポートの使用は出力が高い。3ポート利用になると、1ポートは最大100Wに対し、他2ポートは合計30Wとなりちょっと低い。4ポート使用になると一つのUSB-Cが100W出力だが、他3ポートが合計30Wになり、出力が低くなる。
最大出力165Wは使用条件とサイズ感

USB-C×2の使用時に最大165Wになる。MacBook AirとiPhone16Proを充電すると、合計89W前後出力していた。ノートPC2台で使ったり、入力が高出力に対応したデバイスであれば、このモバイルバッテリーの本領を発揮すると思う。
またモバイルバッテリーを共有するのも十分な容量で、ケーブルも一体型と巻き取り式が1本づつあるので、ケーブルの持ち運び手間もななく荷物もスッキリすると思います。本体は重いですが。
流石にポケットはきつい

本体はずっしりと重く、握ると350ccから500ccくらいのウォーターボトルを握っている感じ。よく売ってあるプラスチックのボトルに近いサイズ感。
重さこそ500グラムを超えているが、500ccのペットボトルの大きさよりは一回り小さいので、バッグの大きさによるがかさばるサイズ。
実際の充電速度と発熱・効率を検証
熱に関して言えば熱くない、が正直な感想。端子内部など熱い部分はあるが、モバイルバッテリーを手に持つと、ほんのり温かい感じです。危険を感じるような熱さは今のところありません。本体の温度の監視機能が優秀で、直感的にわかるようになっているため、安心感もあり評価が高い。
MacBook Airを0%から充電してみましたが、最大出力が71Wでした。モバイルバッテリーのスペック的にはまだまだ出力が出せるので、追加で他のデバイスを充電しても、余裕があると感じました。
巻取り式USB-Cケーブルの使い勝手

Anker Nano Power Bank 10000mAh(45W出力)の巻き取り式ケーブルとの比較。長さは約70cmで出力が高いためかAnker Power Bank 25000mAhの方がフラットケーブルが2倍近く太い、耐久性がありそうで安心感がある。
引き出して伸ばし、引っ張って巻き取る方法はとても使いやすい。下記モバイルバッテリーとおそらく同じで、長さはある程度のところで止まるようになっている。だからと言って使い勝手は全く悪くないと感じた。
ケーブルを比較したモバイルバッテリーはこちら

ストラップ兼USB-Cは編み込みケーブル

持ってみると編み込みしてあるUSB-Cケーブルは硬めです。

同じアンカーのモバイルバッテリーで長さは約30cm、編み込みケーブルになっているZolo Power Bank 30W / 35Wのケーブル方が少し太いが編み込みは同じだと思う。
一体型のケーブルはナイロン?素材は記載がないのでわからないが、しっかり作られている。ストラップ兼ケーブルなので耐久性は高いと思う。公式案内では耐荷重20kg。
比較したケーブルのモバイルバッテリーはこちら

ディスプレイに表示される機能一覧

| 充電中 | 非充電中 |
|---|---|
|
1. バッテリー残量 2. 表示されない 3. バッテリーの最大容量と充電回数 4. バッテリーの状態 (全3ページ) |
1. バッテリー残量 2. 個別出力画面 3. バッテリーの最大容量と充電回数 4. バッテリーの温度 (全4ページ) |
充電中とそうでない時、個別出力の2ページ目の表示画面が省略されます。充電中のみ各個別出力が確認できる。細かな作りでよく考えられているなと思いました。
遊び心ある液晶画面

巻き取り式ケーブルを引き出したり巻き取ったりすると目が回った顔が表示される。ちょっとした遊び心のある液晶表示。一回引き出して表示される時もあるし、3-4回やっても出ない時もありました。詳細な条件は分からないですが頻繁に出ます。
まとめ|日常使いに

ケーブルが巻き取り式と一体2本が付属しており出力も高い。スマホしか充電しないのであればオーバースペックだと思うが、ノートPCも含め複数台使う方であれば、めちゃくちゃおすすめです。
これだけ大容量なので宿泊などに向いているなと思っていましたが、意外とデスクの上に常にある環境が多かった。容量が多いためモバイルバッテリー本体を充電する回数が減り、簡易的な充電ステーションとして便利。
本体が重いこと以外にデメリットはそこまでないと思う。バッテリーの最大容量(寿命)も進捗バーで分かり、廃棄する時期がわかりやすい。またActiveShield2.0搭載、温度管理システムで1秒間に35回監視しているらしく、安全に使う事を考えられている。

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