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USB-Cケーブル一体型で持ち運び便利、30W対応の20000mAhモデル|Anker Zolo Power Bank レビュー

Anker Zolo Power Bank 20000mAh, 30W, Built-In USB-Cケーブル
Anker Zolo Power Bank 20000mAh

大容量20,000mAhと最大30W出力を備えた「Anker Zolo Power Bank」。USB-Cケーブル付きでケーブル忘れの心配がなく、スマホからタブレット、補助的にノートPCまで幅広く対応できるバッテリー容量です。
実際に使って感じたサイズ感や、充電スピードなどの詳しいレビュー記事になります。

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スペック|Zolo Power Bank 20000mAh, 30Wの特徴

アンカーのモバイルバッテリーで定番の、電源ボタンを2回押すと低充電モードになります。その際液晶画面数字の横に、緑のランプがつきます。低出力で充電するデバイス用で、ワイヤレスイヤホンなど、高出力を必要としないデバイスのための機能。

Anker Zolo Power Bank 20000mAhとiPhoneのサイズ比較 
Anker Zolo Power Bank 20000mAhとiPhoneの厚み比較 

大きさはiPhone16 Proと横横はあまり変わらないが分厚い。

項目 仕様
サイズ 約120mm × 73mm × 30mm
重さ 約360g
入力 USB-C 入力 : 5V = 3A / 9V = 2.22A / 12V = 1.66A (最大20W)
出力(USB-C) 5V = 3A / 9V = 3A / 10V = 2.25A / 12V = 2.5A / 15V = 2A / 20V = 1.5A (最大30W)
出力(USB-A) 5V = 3A / 9V = 2A / 10V = 2.25A / 12V = 1.5A (最大22.5W)
合計最大出力 15W
バッテリー容量 20000mAh

出力|Anker Zolo Power Bank 20000mAh ポート組み合わせ表

Anker Zolo Power Bank 20000mAh, 30W, Built-In USB-C各ポート出力組み合わせ
C1,C2はUSBCを区別するために番号をつけています

2ポート使用時
USB-Aと2つのUSB-Cを、組み合わせは合計出力15W。

3ポート使用時
テストした結果ですが合計約22.5W。
3ポート同時利用は、各ポート最大7W-7.4W台を確認。ワットチェッカーが消費しているため少し出力W数が減っていると思う。

アンカーから各ポートの組み合わせの出力は、合計15Wの記載がありましたが、3ポート使ってみると22.5Wが上限だと思われる。数時間のテストではないので、一定時間経つと、制限されるのかもしれません。

使用感|10000mAhモデルとの比較

10000mAhモデルと20000mAhモデルの比較、ケーブルは20000mAhの方が1.5cm長い。20000mAhは重さは158g増加。

手に持つと10000mAhモデルより、一回り大きく感じる。

厚みが0.5cm違うだけで、かなり分厚い。
Anker Zolo Power Bank 10000mAhモデル3種類あります。

・シングルUSB-Cケーブル(出力30W)
・ライトニングケーブルプラスUSB-Cケーブル(出力30W)
・デュアルUSB-Cケーブル(出力35W) パススルー対応

3つのモデルがあり、20000mAhと10000mAhモデルの違いは、サイズ、重量、ケーブルの数、パススルー対応など違いがあります。気になる方は下記記事もどうぞ。

Zolo Power Bankの液晶画面

液晶の数字はブラックカラーの方がくっきりしている

10000mAhブラックモデルと比較になりますが、ブラックカラーは液晶の数字がくっきりしています。カラーモデルはボヤッとしていますが、視認性は特に悪くありません。

検証|充電と温度

iPhone16 Proを充
20000mAhのモバイルバッテリーだけあって、iPhoneを0%-100%まで充電しても、残量が77%も残る。充電も60分で83%まで充電できた。100%まではiPhone側でバッテリー保護機能か出力を下げるので、満充電までの時間は、参考程度にお願いします。ちなみに114分で満充電でした。

発熱は?
本体表面はピーク温度が約34℃なので、熱く感じませんでした。端子の部分のみ40℃を超えていました。端子内部の温度なので、モバイルバッテリー本体は熱く感じない。

iPhoneはある程度充電が溜まると、充電出力が下がるので、比例して温度も下がり、高温になることは、少ないのかな思います。ゲームや動画視聴、ながら充電だと熱くなるのかもしれません。

MacBook Air 176分で99%まで充電 
常に30W近い出力で充電されたら、もっと早く充電できると思います。グラフの赤いゾーンは28W出力していた時間帯と、黄色いゾーンが18W台に落ちた時間帯です。

モバイルバッテリー本体を冷やし温度を下げてみる
本体を冷やし再度MacBookに繋げてみると(グラフの矢印(黒い丸)の箇所)、出力が28Wで充電が始まりました。また本体の温度が上がると、18W出力へ低下しました。何度もテストをしたわけではないので、毎回なるのかは分かりません。これはモバイルバッテリー側の制御か、MacBook側の制御か正確には分かりません。

MacBookへ充電中は、モバイルバッテリー本体温度は平均40℃前半でした。

Zolo Power Bank本体への充電時間は約4時間50分
20000mAhの容量で、モバイルバッテリー本体への充電する入力は、20Wなのでさすがに遅い。本体へ充電中の温度は、表面が40℃超えないくらいで、端子部分の穴の中が50℃くらいだった。手で触れない部分ですが、指を押し当てるとちょっと熱い。

パススルーは非対応

本体充電は入力20Wとなっている。付属のUSB-Cケーブルを充電器に直接挿して充電でき、モバイルバッテリー本体へ充電も、デバイスへの充電もどちらもできる。

USB-Cポートからも充電できるので、パススルーのように使える。

パススルーの記載がないですが、一応試しにやってみましたが、充電器→モバイルバッテリー→iPhoneへ充電。出力W数がほぼ変わらず、ただモバイルバッテリー経由で充電されるだけでした。

まとめ

デメリット
充電時間は長いです。大容量なので毎日充電しないと考えれば、いいかなとも思いますが、購入する際は知っておきたいポイントです。ノートPC用となると出力が低く、容量的にもMacBook1回分なので、補助的に使うのがいいですね。

メリット
大容量・30W出力・ケーブル一体型。スマホやタブレットを複数回充電でき、スマホやモバイルゲーム機など、日常使いや出張・小旅行用途での利便性と、ケーブルを別に持ち歩かなくていい点は特に便利です。

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