
2025.09.26にCIOから、発熱と出力を抑えたセーフティーモデルの案内がありました。現在発売されているモデルがハイパフォーマンスモデル版(この記事)と、交換できるセーフティーモデル。今後はこの二つが併売される。詳しいCIOからの案内はこちら
このモデルは発熱がすごい、というより熱伝導が優秀なのかかなり熱い。今後セーフティーモデルと比較するため、温度、充電時間などを検証しました。
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CIO SMARTCOBY SLIM 5K ハイパフォーマンスモデル

iPhone 16 Proの厚みは8.25mm、SMARTCOBY SLIM 5Kは8.7mm、持った感じ同じ厚みに感じるくらい薄い。ケースをつけたiPhoneの方が分厚く感じた。

パフォーマンスモデルのスペック表
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 型番 | CIO-MB20W1C-5K-WL15 |
| サイズ | 約 102 × 70 × 8.7 mm |
| 重量 | 約 117 g |
| バッテリー容量 | 5000mAh 3.85V (19.25Wh) ※定格容量:3000mAh |
| ポート構成 | USB-C ×1 |
| 入力 | 5V⎓3A / 9V⎓2.22A (最大20W) |
| 出力 | 5V⎓2A / 9V⎓2.22A (最大20W) |
| Qi2ワイヤレス出力 | 最大15W |
| サイクル回数 | 約500回 |
| 蓄電時間 | 約150分 |
下記は現在案内されている、モデルの比較しています。内容としては出力下げて温度を下げるような感じだと思います。
パフォーマンスモデル
・Qi2規格 最大15W出力でスピード感のある充電が可能
・iPhoneや対応スマホの高速充電をフルに体験できる
・発熱が高まりやすい
・高温環境下では出力抑制や一時停止がかかる場合がある
・CIOより引用
セーフティモデル
・発熱を抑えながら安定した充電が可能
・高温環境や長時間の充電でも停止しにくい
・夜間充電や動画視聴中など「ながら充電」 に安心して使える
・充電スピードは控えめ
・フル充電までに時間がかかる
・CIOより引用
厚さ8.7mmの超スリム設計でスマホと重ね持ちできる携帯性

ケース無しiPhone16 Proと比べると、背面に綺麗に収まるサイズ。



厚みは約0.4mm iPhoneが薄いですが、あまり差は感じません。重ねるとスマホとモバイルバッテリーで約17mmで、この状態でも手に持てる厚さ。

ちなみにケースを付けても、マグネットで付いているので、変わらず持ちやすいです。
実際の使い勝手|充電速度・発熱・残量表示をチェック
iPhoneのバッテリー残量が0%~30%の間は電力消費が大きく、高負荷がかかった状態になるため、発熱しやすくなりますが、製品の安全性や動作には問題ございません。と説明があります。確かに充電が30%を超えたあたりから、温度が少し下がりました。
室温25℃ iPhone16Pro 残量0%スタート
・表面温度は約45℃
・端子部分は約54℃
・95分でiPhoneバッテリー88%
・30分で約30%台後半まで充電
充電中表面の温度は45℃付近まで上昇、手に持ってみると、熱くて持ってられない火傷しそうだと感じた。ながら使用はおすすめしないです。商品説明にありますが、個人的にバッグに収納した状態で、充電などもおすすめしないです。
アルミの熱伝導率が優秀なのか、握ってみると内側の熱が、どんどん伝わってくる。空気と触れている箇所の温度は、実際の測った温度より熱いと感じます。
充電については、30分で約30%台後半まで充電できました。モバイルバッテリーが0になるまでは、95分ほどかかりました。バッテリーゲージがLEDで5段階です。
100%|75-99%|50-74%|25-49%|0-24%
iPhoneバッテリー残量30%からテスト
出力が30%までは電力消費が大きく、発熱しやすいらしいので、次は30%からテストしてみました。
結果は充電開始30分は、熱かったですが、40℃を下回った付近から、手に持てる熱さだと感じました。これは主観になるので参考程度にお願いします。
0%から充電すると高温で持てないですが、30%からだと熱くはなるが、出力が下がるのか温度が低くなり、持ちやすくなりました。
USB-C 20W急速充電の出力


iPhoneのバッテリー50%台から、充電開始しすると10W-17Wで出力していた。バッテリー残量が低いと20W近く出ると思う。MacBookについては、ほぼ19W台で充電できていた。
MagSafe充電と同じで、USB-Cで充電しても40℃を超え、熱くなりました。
CIO SMARTCOBY SLIM 5K まとめ

モバイルバッテリーとして充電速度も実用的で、何より本体が薄く、MagSafe充電していても、持ちやすいでし、いい製品なのですが、持てないくらい熱くなります
またテストでは、スマホのバッテリーが0%から、高温になりやすい。普段充電が0%になってから充電することは、あまりないと思います。バッテリー劣化も20%-80%の間で、使うのことがバッテリーを長持ちすると言われています。
30%から充電をするのであれば、いいのかなと思います。
注意点は熱さだけですね、記事冒頭にも記載していますが、CIOからセーフティーモデルの発表がありました。どのくらい熱が抑えられているか分かりませんが、そちらのレビューを今後したいと思います。まだ使った事がないですが、セーフティーモデルの方がいいと思います。
気になる方はチェックしてみてください。特にレビューを見て欲しい、みなさん熱さについて言っている方が、多いです。

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