
はじめに|「1day使い」に求めるモバイルバッテリーとは?
使わない場合はただの荷物になってしまうモバイルバッテリーは、軽量コンパクトなタイプが好まれる。20000mAhを超えてくると、ずっしりとした重みを感じ、ラトユーザーにはオーバースペック。正直1day使いにはきつい、PCを充電したいなど無ければ5000mAh-10000mAhがおすすめ。
またケーブル一体型はデメリットもあるが、持ち物が減るメリットが大きく、重量次第ではおすすめ。
製品概要|CIO SMARTCOBY Pro SLIM Cable 35Wの特徴

・USB-C×2 2台同時合計30w。 PPSは最大22w。
・一体ケーブルとUSB-C端子どちらも1台充電ならMAX35w。
・充電も35w入力対応で約90分。(対応充電器必要)
厚み18mmは数値だけ見ると、分厚いと感じていたが実際使いやすい。ショルダーバッグの内ポケットやリュックのサイドポケットにスッと入り、軽量コンパクトで売れ筋なのが分かる。
スペック表
項目 | 詳細 |
---|---|
製品名 | CIO SMARTCOBY Pro SLIM Cable 35W |
型番 | CIO-MB35W2C-10000-SC |
サイズ | 約 101.5 × 64.5 × 17.8 mm |
重量 | 約 189 g |
バッテリー容量 | 10000mAh 3.85V [38.5Wh] |
ポート構成 | USB-C × 2 |
入力 | 5V=3A / 9V=3A / 12V=2.92A / 15V=2.33A / 20V=1.75A 最大35W |
出力 | USB-C1 / C2: 5V=3A / 9V=3A / 12V=2.92A / 15V=2.33A / 20V=1.75A(最大35W) PPS:3.3~11V=3A(最大22W) USB-C1 + C2 同時使用: |
急速充電規格 | PPS / PD3.0 / QC4.0+ |
パススルー充電 | 対応 |
LED表示 | ドットLED残量表示 |
付属品 | 専用着脱式 USB-C to C ケーブル 取扱説明書(日本語/English) |
実際に使ってみた|計測と温度



ほぼスペック通りで、ただスマホと一緒に持って使うと厚みがありちょっと使いにくい。3枚目の写真はサーモグラフィーで、白い枠の部分が一番熱くなる。
実際の容量と本体への充電時間

・実容量 : 6463mAh (10000mAh)
・モバイルバッテリーへの満充電94分
iPhone 16 Pro (3,577mAh) 約1.8回充電できる容量に。何度かテストしたがこの辺りの数値で落ち着いた。ケーブルや環境などに左右されるので目安程度にしてほしい。
ロス30%で優秀と言われ、こちらも公表されているiPhone15の充電1.9回分に相当。日本メーカーなのでとくに疑ってもいないが気になるので計測。
CIOのHPでは90分で満充電と記載があるが、実際は満充電まで94分かかった。これはケーブルや充電機器などの要因があると思うので公表通りと思って違いないと思う。
スマホへの充電時間、温度、残量


30分で0%から60%台まで充電できた。90%まで充電するのに70分。ちなみに温度はモバイルバッテリー本体の温度で、使用開始60分から70分で温度が下がっているのが、温度計測を失敗している感じがするので参考程度にお願いしたい。
モバイルバッテリーに触れると45度はかなり熱く感じた。説明書にも書いてあるが使う場所に注意が必要。炎天下で使ったりするのは危険。
・iPhoneは「バッテリー充電の最適化」をオフにした状態でのテスト。
こんな人におすすめ|【動画あり】購入前にチェックしたいポイント

一体型ケーブルの長さは使う人によっては短いので、使用環境を事前にチェック。
正直ケーブルの長さが気になるとは思わなかった。公表約21cmで使ってみると意外と短く、取り回しにくさを感じた。充電しながら使う方は使いずらい場合があるので注意が必要。
ケーブルの長さを分かるように、簡単に動画にしたのでよかったら参考にしてください。
ショルダーバッグをお腹くらいの位置で使う場合、ケーブルが短いため可動範囲が狭い。充電しながら使わない方は関係ないが、充電中に使用する方は確認して購入した方が良さそう。
まとめ|CIO SMARTCOBY Pro SLIM Cable 35Wは”1台完結”したい人にベストな1台

ライトユーザーにおすすめで、ケーブル一体型はバッグの中でもすっきりし、本体の厚みも許容範囲。
35wと申し分ない出力で、普段持ち歩くのに、軽量さと10000mAhの安心感でバランスの取れたモバイルバッテリー。
またケーブルが断線したり使えなくなった場合は別途購入できる。
今後モバイルバッテリー自体使わなくなった際は、CIOが回収(送料自費)してくれるので安心。
特にデメリットはなく本当におすすめです。このモバイルバッテリーに限らないが充電中は熱くなるので、炎天下での使用は避けよう。今後この軽量さにプラグが付けばと思う。
購入にはセール時がおすすめです。普段からAmazonではCIOの製品はセールじゃないときは、ポイント高めなので(2025/06/23現在)そちらでもいい方はどうぞ。
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